トレンドサイトに限らず、
どのウェブサイトにおいても
記事数とアクセス数は
比例する傾向にあります。
記事ページ1つ1つが
サイトへの入り口になるので、
当然その入り口は
多い方が良いというわけです。
もちろん内容も
しっかり読んでもらえるような
文章にします。
ページを開かれてもぱっと見で
すぐに閉じられてしまうような、
内容の薄いページを量産しても
意味がないので、
その点は気をつける必要があります。
安定的アクセスを集める戦略
トレンドサイトでは、
話題になっている出来事を
記事にしますが、
急に検索される記事というのは、
その注目のブームが去ると
ガクっとアクセスが下がります。
一気にアクセスが
集まるのはいいのですが、
この記事の寿命だと
常にアクセスを集める記事を
書き続けないといけなくなります。
そこで、1日で1万ページビューを
集めるような爆発力のある記事ではないですが、
安定的に毎日100から1000ページビューを
集めるような記事を取り扱っていくことが
トレンドサイト運営では効果的です。
では、どういった記事が
これに該当するかというと、
「ドラマ関係の記事」
「あまりメジャーではない人物の記事」
「レストランやレシピなどの一般的な話題」
などが
継続的なアクセスを集めるのに
適している記事タイプになります。
まず、「ドラマ関係の記事」ですが、
基本ドラマは
1クール3ヵ月間放送されますよね。
つまり、ドラマに関する記事で
アクセスを集めることができれば、
3ヵ月間は継続的に検索されますし、
毎週ドラマの放送終了後にも
アクセスが集まります。
ここで、気をつけたいのは、
やはりタイトルです。
あまりメジャーなタイトル付けでは
埋もれてしまうので、
タイトルをズラす必要があります。
例えば、あるドラマの2作目が始まるとします。
その場合、そのドラマのタイトルだけでなく、
前作のタイトルも入れておくことで、
前作のドラマにも興味がある人や
関連が気になる人のアクセスを
呼び込むことができます。
あと、ドラマの場合は、
放送開始より前に
記事を公開しておいた方がいいですね。
ドラマのキャストや
あらすじや自分なりの見解など、
その時点で分かっている情報をまとめて
記事にしておきます。
はやめに公開しておくことで、
より検索上有利に働きます。
次に、
「あまりメジャーではない人物の記事」です。
メジャーな人は
既にライバルが多いので、
なかなか
上位表示させること自体が
難しいです。
ですので、
これからメジャーになりそうな人物などが
おすすめです。
「この人これからブレイクしそうだな」
とか感じる人がいたら、
その人物についての
記事を扱うことで、
後々注目を集めたときに爆発しますし、
人物系の記事は
日々その人のことを検索する人が
一定数存在するので、
安定的なアクセスを
運んできてくれます。
一度爆発した記事は、
その後検索上位に
表示されやすくなります。
実際、Google から今後は
上位表示されることがあるとの通知を
受け取ったりもしますので、
ほぼ間違いないと思います。
芸能人だけでなく、
スポーツ選手もいいですね。
例えば、サッカーや
野球の新人選手ですね。
高校3年生でその後
プロへの道へ進む人物であれば、
その時点ではまだ
それほど有名ではないはずなので
狙い目です。
プロ生活を始めて、
活躍すれば過去に書いた記事に
アクセスが集まる可能性が高いです。
最後に、
「レストランやレシピなどの一般的な話題」
ですね。
これらはあまり
トレンドという感じではなく、
むしろ一般的な話題です。
普通にレストランや、
レシピの記事を作成しても、
ライバルが多ければ上位表示されませんし、
マイナーなネタであれば検索されません。
では、どうするかというと、
「テレビで取り上げられた」
もしくは「テレビで取れ上げられる予定」
のネタを記事にします。
テレビの放送終了後は、
それ関係のキーワードは
すごく検索されます。
例えば、あるレストランが
テレビで紹介されたとします。
そうすると、突然そのレストラン名で
たくさん検索され始めるわけです。
予め、そのレストランについての
記事を仕込んでおけば、
放送終了後から位独占的に
アクセスを集めることができます。
それによって、記事の評価が高まり、
そのレストラン名で検索した場合に、
自分のページが
上位表示されやすくなります。
それ以降は、
そのレストランについて検索している人の
アクセスを集めることが
可能になります。
また、一度テレビで紹介されたネタは、
再度別の番組でも紹介される
ということもあります。
そうした時には、最初以上に
アクセスと集めることができます。
この3つに共通して言えることは、
継続して検索されそうな話題を見つけて、
いちはやくそれを記事にする。
話題になったときにアクセスを集め、
上位検索されやすくなる
それ関係の検索に対するアクセスを
継続的に集めることができる
ということになります。
記事数が集まってくると、
毎日どれからしらの記事に
500から1000ページビューの
アクセスが集まるようになっていきます。
この段階まで
サイトを育てることができれば、
かなり安定感がでてきます。
アドセンス広告のクリック率と記事内容の関連性
アドセンス広告は
その記事の内容にマッチしたものが
表示されます。
つまり、毎回同じ広告が
掲載されるわけではなく、
記事ごとに掲載される広告が
異なるというわけです。
実際にトレンドサイトを運営していて
気が付いたのですが、
クリック率が高い記事と
低い記事という傾向があります。
クリック率が低い記事というのは、
主にニュース系の記事です。
有名人の不祥事の記事や
事件の記事などは、
アクセスを集めはしますが、
クリック率は概ね
0.3~1.0% といったくらいです。
逆にクリック率が高い記事というのは、
料理やメニュー系の記事です。
これらの記事のクリック率は
3% を超えることもあります。
時には平均クリック率
8%ということもあります。
おそらく、
これらのタイプの記事の場合、
クリックされやすい広告が
表示されているのだと思います。
逆にニュース系の場合は、
コンテンツにマッチした
広告という形ではないので、
クリック率は
下がってしまっているみたいです。
またおそらくサイトへの訪問者も
ニュースの内容そのものにしか
興味がないため、
記事を読み終えたら
即離脱する傾向が強い為だと思います。
これらをあえて狙う必要はありませんが、
記事のタイプのよってクリック率に
大きな違いがあるということは
頭の片隅にでも
置いておくといいですね。
必ずしもニュース系の記事だけを
狙う必要はない
記事を書くときに、
どうしても文章を書くことができない
ニュースサイトのコピペ
(ニュースの書きなおし)に
なってしまうということも
始めたばかりであれば当然あります。
でも、トレンドサイトは、
ニュースサイトではないです。
あくまで個人のブログなのです。
日常から話題になっている出来事を取り上げ、
それを記事にしているわけですから、
そこに自分の主観や感想が
ふんだんに入っていても問題ないわけです。
その話題についての出来事10%、
その他は自分の感想が90%くらい
という記事を書いたりしますが、
そういう自分の感想文のような記事の方が
アクセスが集まったりします。
では、読んでいておもしろいコンテンツとは
どんなものだと思いますか?
それは、
単なる記事の書きなおしの文章ではなく、
気持ちが入った文章が盛り込まれた
コンテンツだと思います。
つまり、
書き手の気持ちが入った文章です。
単に、ニュースの書き起こしのような記事では、
他のニュース記事と一緒ですし、
時系列で出来事の流れを追うだけなので
あまり面白くはないですよね。
それよりは、
その話題を自分なりにどう捉えたか、
どんな感想を持ったかなどを
交えて書かれた文章のほうが
読んでみたくなります。
人は他の人の意見が気になるものです。
ニコニコ動画があれだけ人気なのは、
動画に対するコメントを
読むことができるからです。
つまり、動画を見ながら
他の人の意見に触れることができるのが
おもしろいのです。
トレンドニュースについても
同じ考えを取り入れて、
是非自分の感想も
おりまぜてみてください。
また、Facebook や
Twitter などの
ソーシャルメディアでの拡散に
繋がりやすくなります。
書き方としては、
まずはその話題についての
情報を集めます。
集めるといっても、
その情報をまとめて
記事にする訳でなく、
あくまでどういった内容なのかを
ということを自分が把握するためです。
その内容について一通り読むと、
必ず自分なりに思ったことや感想などが
頭に浮かぶと思います。
それを記事として書いていくわけです。
最初にその話題についての概要を書いて、
その後で自分の主観を述べます。
もちろんタイトルキーワードも内容に、
きちんと含めておきます。
それぞれのキーワードについて調べておけば、
それらの内容について
思ったことを書くことは
そんなに難しいことではないです。
そうして作った文章は、
ただ事実だけが淡々と述べられた文章より
おもしろいものになるので、
記事をしっかりと
読んでもらいやすくなります。
それはそのままサイトの
滞在時間アップにも
繋がります。
サイトに訪れるユーザーにとって、
話題のネタは他のサイトで既に
内容を知っていることも多いので、
内容が被っている場合は、
そのまま読み飛ばされてしまいます。
多くの人にとって、
事実は一度読めば十分ですが、
他の人の意見が入ったストーリーには
興味を持ってもらいやすいので、
なかなか記事が書けない場合、
文字数を増やせない場合は、
是非チャレンジしてもらいたいですね。
そういう意味では、
最初は自分に興味のある分野の記事から
書き始める方が、
スムーズに
スタートできると思います。
サッカーが好きであれば、
サッカーの記事、
AKB48 に興味があるのであれば、
AKB48 の記事を中心に
書いてみるわけです。
自分にとって興味があることなので、
断然書きやすいはずです。
自分の場合は、
野球が好きなので、
野球系の記事は10分くらいで
1000文字は書けてしまいます。
これが苦手なジャンルだと
3倍以上かかります。
まずは記事を書くと言う行為自体に慣れて、
そして他のジャンルの記事も
取り入れていくとスムーズです。
注意したいのは
トレンドサイトだからといって、
他のサイトのニュース記事を
コピペで寄せ集めるということは
絶対にしないでください。
それこそ意味がないものですし、
サイトとしての価値もない
(単なる模造サイト)になるので、
Google よりペナルティを貰って、
即終了となってしまいます。
トレンドサイトはあくまで
個人ブログである。
価値をある情報を提供できるサイトを目指す 、
自分の意見も記事に書いてみる
といったことを心がけて、
サイトを育てていくべきです。
あともう1つお勧めの方法があります。
放送後のテレビ番組の内容紹介です。
テレビって見れなかったりした人や、
番組のあらすじだけを
知りたい人って結構います。
そんな人をターゲットにして、
番組紹介の記事を書くわけです。
内容が網羅された記事は
結構重宝されます。
難しいのは、
話題になりそうな番組を扱うことと、
その番組を実際に
見ないといけないという事です。
見ながら書ければ
簡単なんですがね。
こういった感じで
記事を書くことを続けるうちに
段々と記事を書くという行為自体に
慣れてきます。
1 年で一番アクセスを集めやすい時期とは
イベント系の記事は
毎年安定的に
アクセスを集めることができます。
そのイベント系の記事ですが、
1 年を通して圧倒的にアクセスを
集めやすい時期というものがあります。
普通のサイトであれば
1 年を通してもアクセス数は、
多少の波こそあれ
ほぼ横に一定となります。
でもある時期に向けて
アクセスが急上昇し、
そしてその時期が終わると
急激にアクセスが下がります。
この時期こそ 1 年で最も
アクセスを集めることができる
時期となります。
その時期とは
「クリスマス」です。
クリスマス関連のキーワードで
記事を書くことで、
沢山のアクセスを集めることができますし、
毎年クリスマスの時期になると
再度アクセスを集めます。
クリスマス時期は、
まさに鉄板記事的な存在です。
例えば、
「クリスマスケーキの作り方」
「クリスマス関係のイベント」
「クリスマスプレゼントランキング」
「クリスマス ケータリング」
などです。
クリスマス時期であれば、
他にも沢山思い付くと思います。
クリスマス系のキーワード記事は
本当にアクセスを集めやすく、
しかも毎年のことなので
お勧めです。
大体10月ごろからアクセスが
徐々に増え始めるので、
その前までにいくつか記事を
仕込んでおきたいですね。
実はクリスマス時期に
圧倒的にアクセスを集めることで、
もう一つのメリットがあります。
クリスマスの後は
アクセスが急降下します。
ただ、その後のアクセス数は
前年度に比べて
約 1.5~2 倍くらいに増加しています。
つまり一度ピークを越えて、
アクセスが下がっても、
アクセスアップ前と同じ
アクセス数にはならず、
少し上乗せされている状態になります。
ここから推測できることは、
おそらく一時的に
アクセスが高まることで
サイト全体の評価が高まり、
全体として記事の上位表示に対して
よい影響を与えているのでは
ないかと思います。
一度この波を作ってしまうと、
アクセス数は一定ではなくなり、
毎年クリスマスを軸にして
1.5 倍ずつアクセス数の
底上げができるサイトになります。
即効果がある方法ではありませんが、
長期的にサイトを育てていく場合は
相当有効な手法だと思います。
圏外へとばされるということ
実はトレンドサイトを運営していて
常に気をつけて
いないといけないことがあります。
ある日突然アクセスが急激に落ちて、
まったく人が訪れなくなるような、
そんな瀕死の状態に
陥ることがあります。
その多くは、
パンダアップデートによる
影響です。
パンダアップデートとは、
Google が検索結果の品質を
高めるために実施している
検索アルゴリズムの
アップデートの名称です。
より価値の高いサイトを
検索結果に表示して、
逆に質の薄いサイトの順位を
大幅に下げるというものです。
パンダアップデートはあくまで、
検索結果により
精度の高い情報を
表示することが目的ですので、
最低限気を付けなければいけないところを
きちんと押さえておけばそれ程
気にすることはありません。
その押さえておきたい項目は、
こちらです。
◯記事の文字数を最低500文字以上で書く
文字数が少ないと
薄っぺらいサイトだと
思われてしまいます。
文字数は
多ければ多い程いいです。
◯サイト内での重複コンテンツをなくす
同じ記事内容が複数存在していたり、
同じタイトルの記事があった場合、
それらは SEO 対策の為の
無駄な記事とみなされてしまう
可能性があります。
◯タグは使用しない
タグを使用してしまうと、
同一のタグが設定されていた記事が
すべて重複コンテンツと
みなされてしまう
可能性があります。
◯他からの記事のコピペや流用をしない
単なるコピペだと、評価が下がります。
ページの作成日時により
どちらかオリジナルなのかを
判別することは可能だと思うので
避けましょう。
◯タイトルを単なるキーワードの
羅列のような形にしない
きちんと意味の通る
タイトル名としておかないと、
SEO スパムとみなされる
可能性があります。
最低限これらの事は守りましょう。
要するに文字数が多く、
しっかりとした記事構成であり、
しかもその記事の内容に
オリジナリティを
持たせるということです。
せっかく手塩にかけたサイトが
圏外で飛んでしまうと、
それまでも苦労が
水の泡になってしまうので、
最初からこれらは最低限
しっかり守って取り組みます。
トレンドサイトは
やってみると実に奥が深いです。
単に話題の記事を
書き続けるだけではなく、
アクセス推移やクリックの傾向、
などからいろいろ仮説を立て、
検証や実験の意味を持った
記事投稿なども行う事で、
新たな発見やテクニックを
見つけることができます。
同じ作業の繰り返しではなく、
常に何かしらの発見を得られるように
サイトを育てていくことが
長期的に見た成功に繋がります。
おそらくいろいろ試せば試す程、
長く続ければ続けるほど
まったく思いもよらなかったことに
気が付くと思います。
自分も沢山のことに
気が付くことができました。
それらの気付きや発見はすべて、
あなたのオリジナルの知識となります。
サイト運営をしていく上でも、
そして人に提供することが出来る価値としても、
これはすごく意味のあることです。
トレンドサイトは、
単なるニュースを書いて
アクセスを集める為の作業としてだけでなく、
アクセスアップに関しての実験、
考察の場としても十分活用できる
サイトです。
きちんと取り組み、
そして実践することで、
短期間で
結果を残すことができることも
トレンドサイトの特徴のひとつです。
それ故に、
手っ取り早く実績を作るという
目的に最適なのです。
ここでで解説している
ノウハウがあれば、
実際に稼ぎ、
そして実績を作ること自体は
難しいことではないですが、
継続していく事が重要になります。